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前回のブログから続きます。 前回は「誰にだって、他の人にはない、 自分だけの魅力があります。」と、お話ししました。 でも実は私自身、幼いころから長い間「自分だけの魅力なんて、私にはない」と思っていました。 極端に頭が悪いわけでも、良いわけでもなく、極端に見た目が悪いわけでも、良いわけでもなく、変わり者でもなく、 かといって人気者でもなく ...いつも、そばにいる「男子に超☆もてる子」や「女子の間で絶大な信用を得ている人」に憧れながら、自分がそん な人になれる事はないとあきらめていました。 事態が変わったのは19歳。専門学校に通いながらアルバイトをす る事になった時です。 最初のバイト先は駅構内にあった大手のパン屋さん。 パンに興味があったわけでもなく、ただ便利なので選びました。 まさか、その後パンの仕事をするなんて、夢にも思わず。(笑) 仕事はレジ打ちと商品の袋づめ。パンの種類ごとに、包み方、使う袋の大きさ、時には容器が違うのですが、 ベテランさんは手品のようなスピードでどんどん作業をこなしてい きます。これが、私はとにかく遅かった。(涙)かといって、レジ 打ちは早いかというと、これも遅かった。 今の私であれば「そんな袋づめテクなんて、Backe晶子にはいらないよ!」と言い切れるのですが、当時の自信のない私は「 まわりの人ができる事」をできないという状況が気になっていました。 そこに、ボス的なパートさん(パートなのに店長より長く店にいて 、袋づめテクのスペシャリスト・笑)から、 休憩の度にみんなの前で「Kさん(←私の旧姓)、もう少しがんばってよ。Kさんのレジ詰まっちゃうんだね。(← 私の作業が遅いせいで)」と嫌味を言われ続けました。 結局数か月で自分からバイトを辞めました。 パンの袋づめが遅い=人としてダメ...。今だと「 そんな事ない、ない。」と笑えますが、 当時の私はそれくらい大きなダメージを受けました。 とはいえ、じっと落ち込んでいないのが私の良いところなのか?すぐに次のバイト先候補を見つけます。それも、いきなりジャンプアップして新宿のそこそこ名の知れた婦人服ブランドの販売員。 募集の「初心者さんでもOK」の張り紙を見つけ、ダメもとで連絡 しました。 若さゆえの過ちか「パンの袋づめ」の件であれだけ傷ついたのに 「販売員ができるか、できないか?」を、 当時あまり考えていなかったように思います。 でも、面接担当のエリアマネージャーを名乗る女性に出会った時、 一瞬で若さゆえの勢いを後悔するします。 「販売員なんて無理―!」(涙) 続きはまた来週♪ ●画像は、モチロン30年前のバイト先ではありません。(笑)人気のパン屋さんです♪
by backe-akiko
| 2017-03-06 11:42
| Backe晶子
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